Gastrokamera
生まれて初めて胃カメラを飲んだ。
妻の希望により、だ。
とにかく苦しいという話ばかりを聞かされてたから若干の不安。
担当してくれたベテラン看護婦さんは「暴れられたら私じゃ押えられないわ」とか言うし。
苦しくても自分で引き抜かないでください、とか。
余程苦しいものなのだろうな。
喉の麻酔を口に含むように言われ。
人によってはこれが一番苦しいと言うが、たしかに苦しい。
腫れた扁桃腺を飲み込むようなイメージ。
そしていよいよカメラの挿入。
鼻タイプだと楽だよ、と聞いていたが口タイプ。
噛まないように口にガードを咥える。
ああ、これで新しい性癖が開花したらどうしよう。
ってブログに書くんだろうな、とか考えながら。
涎とかそのまま垂らしてください、と言われゆっくりカメラが入ってきた。
コブラの作中に女性の体内に種を植えて操るやつがいたな、いやいいんだけど。
実際始まってみると覚悟していたほどには苦しくなかった。
力を抜いて受け入れれば良いのだろう、諦めな。
目の前にはモニターがあって中の様子がよくわかる。
水が噴射されると体内の感覚としてわかる、変なかんじ。
最初は余裕だったんだが、モニターの映像と医者の手元、俺の喉の感覚が連動していることを意識すると急に気持ち悪くなった。
目を閉じると楽。
でも見たいから目を開ける、気持ち悪い、閉じる、開ける、みたいな。
涎流し放題、たまに空気をぐげぇぇぇと吐いたりしながら終了。
まあ順調だったんじゃないかな、別に褒められもしなかったけど。
俺の胃は綺麗だそうです。
どうも、胃イケメンの九條です。
カテゴリ : 未分類