セッションとセッションズ
「セッション」と「セッションズ」という映画を観た。
セッションはジャズドラムの映画。
とても評価されてていくつか受賞もしていると知っていた。
菊地成孔さんが酷評したということも知ってた。
見終わったときの感想は「つまんない」。
ええー!という驚愕の納得のいかなさ。
ここで他の人の感想が気になったので少し調べたら菊地成孔さんの批評と、それに対する町山智浩さんの反論があった(検索するとトップに出てきたね、笑)。
そういえば菊池成孔さんがラジオでこの件について触れてたな。
俺の文章よりお二方の意見を読んだほうが面白いし為になるので読んでみてください。
そうは言っても何も書かないのもなんなんで。
ジャズドラムに関しては全く知らないので、いろんな方が指摘している間違いなどは気にならなくて。
演奏がどうとかって、その辺はまあ映画だし、と思って割り切れる。
それでもクライマックスには納得いかなくて。
あれは無理がありすぎないか。
主人公の演奏が熱を帯びるほど、観ているコチラは引いていく。
寒々としたかんじだよ、寒いしすべってる、早く終われ。
主人公がドラムに専念したいから、という理由で彼女をふるシーンがある。
あれは19歳にはあることだと思う。
あー、わかるわかる、と劇中で一番共感できたシーンだったな。
後半はすごく変だけど前半は面白かった。
いろいろ考えていくつかの裏シナリオ的なことを考えても前半は楽しめたな。
そんないろいろを考えて総合的にこの映画は駄作だと思いました。
ファンの方々、ごめんなさい。
いや、でもクライマックスのおかしさは如何なものか、マジで。
セッションズは面白かったな。
興味深かった、というか。
ポリオの影響で体が麻痺している主人公がセックスサロゲートという職業の人を頼り、性の喜びを知っていく内容なんだが。
主人公は幼少期にかかったポリオの影響で首から上しか動かせない。
もちろん呼吸もできないので、普段は「鉄の肺」という医療器具に入って過ごしている。
円筒形の鉄の中に首だけ出して入り、その中に定期的に負圧がかかることで機械的に呼吸させる仕組み。
こういう物があるなんて知らなかったし、セックスサロゲートという職業も知らなかった。
障害者の性欲はどのように発散させるのだろう、と考えたことはあったが。
どうも官能小説のような怪しげな話しか出てこない。
売春婦とは違い、セラピーとかカウンセリングといった内容。
(ちなみに個人的な考えですが、売春が絶対悪とは考えていません、日本の法律では禁じられていることを知っていますが)
そのセラピーは障害者の方が怯えたりしないように、ゆっくり段階を踏んで進めていく。
最後には挿入もするし射精まで導く。
童貞喪失だけが原因じゃないだろうけど、この後の主人公は人生が楽しそうだ、一つ自信を手にしたというか。
この映画を観ていろいろ合点がいったよ。
どうやら日本では、障害者は性欲がないものとして扱いたいようだ。
外で知的障害の方を見ることがいつからか無くなった。
こういう流れってナチっぽい方向へ向かってないか、とたまに思う、大丈夫ですか、みなさん。
オープンにしていこう、と言う気はない、秘め事っていうしね。
でも頭の片隅に置いといて、たまに考えるべきテーマかなと思う。
たまに考えれば低能な偏見を持つことも減るだろうし。
セッションはジャズドラムの映画。
とても評価されてていくつか受賞もしていると知っていた。
菊地成孔さんが酷評したということも知ってた。
見終わったときの感想は「つまんない」。
ええー!という驚愕の納得のいかなさ。
ここで他の人の感想が気になったので少し調べたら菊地成孔さんの批評と、それに対する町山智浩さんの反論があった(検索するとトップに出てきたね、笑)。
そういえば菊池成孔さんがラジオでこの件について触れてたな。
俺の文章よりお二方の意見を読んだほうが面白いし為になるので読んでみてください。
そうは言っても何も書かないのもなんなんで。
ジャズドラムに関しては全く知らないので、いろんな方が指摘している間違いなどは気にならなくて。
演奏がどうとかって、その辺はまあ映画だし、と思って割り切れる。
それでもクライマックスには納得いかなくて。
あれは無理がありすぎないか。
主人公の演奏が熱を帯びるほど、観ているコチラは引いていく。
寒々としたかんじだよ、寒いしすべってる、早く終われ。
主人公がドラムに専念したいから、という理由で彼女をふるシーンがある。
あれは19歳にはあることだと思う。
あー、わかるわかる、と劇中で一番共感できたシーンだったな。
後半はすごく変だけど前半は面白かった。
いろいろ考えていくつかの裏シナリオ的なことを考えても前半は楽しめたな。
そんないろいろを考えて総合的にこの映画は駄作だと思いました。
ファンの方々、ごめんなさい。
いや、でもクライマックスのおかしさは如何なものか、マジで。
セッションズは面白かったな。
興味深かった、というか。
ポリオの影響で体が麻痺している主人公がセックスサロゲートという職業の人を頼り、性の喜びを知っていく内容なんだが。
主人公は幼少期にかかったポリオの影響で首から上しか動かせない。
もちろん呼吸もできないので、普段は「鉄の肺」という医療器具に入って過ごしている。
円筒形の鉄の中に首だけ出して入り、その中に定期的に負圧がかかることで機械的に呼吸させる仕組み。
こういう物があるなんて知らなかったし、セックスサロゲートという職業も知らなかった。
障害者の性欲はどのように発散させるのだろう、と考えたことはあったが。
どうも官能小説のような怪しげな話しか出てこない。
売春婦とは違い、セラピーとかカウンセリングといった内容。
(ちなみに個人的な考えですが、売春が絶対悪とは考えていません、日本の法律では禁じられていることを知っていますが)
そのセラピーは障害者の方が怯えたりしないように、ゆっくり段階を踏んで進めていく。
最後には挿入もするし射精まで導く。
童貞喪失だけが原因じゃないだろうけど、この後の主人公は人生が楽しそうだ、一つ自信を手にしたというか。
この映画を観ていろいろ合点がいったよ。
どうやら日本では、障害者は性欲がないものとして扱いたいようだ。
外で知的障害の方を見ることがいつからか無くなった。
こういう流れってナチっぽい方向へ向かってないか、とたまに思う、大丈夫ですか、みなさん。
オープンにしていこう、と言う気はない、秘め事っていうしね。
でも頭の片隅に置いといて、たまに考えるべきテーマかなと思う。
たまに考えれば低能な偏見を持つことも減るだろうし。
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