カラス族
20代の前半の頃まで、ブランド物を身に着けるのはダサいと思ってた。
収入に見合った、無理のない範囲での服を着るべきだ、と。
なんならブランドじゃないものでいかにカッコよく見せるか、みたいな。
まあ、そんなにファッションに興味がなかったんだろうね。
DCブランドブームがあり、それはバブルで浮かれきった醜悪な世間の流行りみたいなイメージもあったのかもしれない。
ところで、ソフトスーツが流行った時代があったけど、あれは本当にダサい。
当時から嫌で嫌で仕方なかった。
今見てもやっぱりダサい。
世の中で俺だけがマトモで他は全員イカレているのか、とすら考えた。
あの時代に初スーツを買わなければいけなかったのは不幸だよなぁ。
そんなある夜、ファッション好きな友達と雑誌を立ち読みしていた。
そこにとても素敵なスーツが載っていて。
小さい写真だったんだけどね、バツグンに美しかった。
友達に聞くと、それはヨウジのスーツで(厳密にはY's)。
いいじゃん、店はWITHにあるから明日買いに行こう、とのこと。
ああ、あの店か。いや、今、金はない。
その後、出たばかりの給料を握りしめWITHへ向かうとY'sは閉店していた。
という思い出。
彼女はパターンナーを目指して文化服装学院へ行ったが夢を叶えられただろうか。
その時から安い服とハイブランドの圧倒的な違いを意識するようになった。
それでも全身ブランド品っていうのはどうかと思うけど(お金が余って仕方がないのならしょうがない)。
ブランドがそれぞれ香水を発表した頃だったな。
ゴルチエはオートクチュールを救えるのか、とか(結果、救ったということで良いのだろうか)。
ヨウジヤマモトとゴルチエが好きだった。
その後、ゴルチエは日本から撤退してしまったし、ヨウジは経営がうまくいかず民事再生法の適用を申請。
まあチーフデザイナーとして山本 耀司が残ったのだから大丈夫といえば大丈夫なのか。
こういう状態なのでね、ゴルチエを買うとしたら数十万のインポート物を買うしかないし。
ヨウジは店舗が激減したので、一番近い店は仙台か東京ということになる。
カラス族というと山本 耀司のYohji Yamamotoと、川久保 玲のComme des Garçons、ということで良いと思う。
俺より少し上の世代のものなんだけどね。
カッコいいお兄さん、お姉さん、てかんじかな。
憧れだけは今も薄れることなく。
だから不意にブラックスーツで出かけたくなるんだろうな。
仕事でスーツを着ることは少ないのでね、俺の場合は私服の一つです。
収入に見合った、無理のない範囲での服を着るべきだ、と。
なんならブランドじゃないものでいかにカッコよく見せるか、みたいな。
まあ、そんなにファッションに興味がなかったんだろうね。
DCブランドブームがあり、それはバブルで浮かれきった醜悪な世間の流行りみたいなイメージもあったのかもしれない。
ところで、ソフトスーツが流行った時代があったけど、あれは本当にダサい。
当時から嫌で嫌で仕方なかった。
今見てもやっぱりダサい。
世の中で俺だけがマトモで他は全員イカレているのか、とすら考えた。
あの時代に初スーツを買わなければいけなかったのは不幸だよなぁ。
そんなある夜、ファッション好きな友達と雑誌を立ち読みしていた。
そこにとても素敵なスーツが載っていて。
小さい写真だったんだけどね、バツグンに美しかった。
友達に聞くと、それはヨウジのスーツで(厳密にはY's)。
いいじゃん、店はWITHにあるから明日買いに行こう、とのこと。
ああ、あの店か。いや、今、金はない。
その後、出たばかりの給料を握りしめWITHへ向かうとY'sは閉店していた。
という思い出。
彼女はパターンナーを目指して文化服装学院へ行ったが夢を叶えられただろうか。
その時から安い服とハイブランドの圧倒的な違いを意識するようになった。
それでも全身ブランド品っていうのはどうかと思うけど(お金が余って仕方がないのならしょうがない)。
ブランドがそれぞれ香水を発表した頃だったな。
ゴルチエはオートクチュールを救えるのか、とか(結果、救ったということで良いのだろうか)。
ヨウジヤマモトとゴルチエが好きだった。
その後、ゴルチエは日本から撤退してしまったし、ヨウジは経営がうまくいかず民事再生法の適用を申請。
まあチーフデザイナーとして山本 耀司が残ったのだから大丈夫といえば大丈夫なのか。
こういう状態なのでね、ゴルチエを買うとしたら数十万のインポート物を買うしかないし。
ヨウジは店舗が激減したので、一番近い店は仙台か東京ということになる。
カラス族というと山本 耀司のYohji Yamamotoと、川久保 玲のComme des Garçons、ということで良いと思う。
俺より少し上の世代のものなんだけどね。
カッコいいお兄さん、お姉さん、てかんじかな。
憧れだけは今も薄れることなく。
だから不意にブラックスーツで出かけたくなるんだろうな。
仕事でスーツを着ることは少ないのでね、俺の場合は私服の一つです。
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