攻殻
最近、攻殻機動隊のTVシリーズを観た。
1シーズンの笑い男のやつと2シーズンの長崎の出島のやつ。
笑い男は昔観たんだけどね。
まあ、正直そんなに。なんか違うんだよね、雰囲気が。
元ネタが分かりやすすぎる話が多いし。
オープニング曲はすっごいカッコイイ。
で、2シーズンだ。
長崎の出島に集結する難民、それを統率する謎の男、日本初の女性首相、怪しい動きを見せる官僚、そして9課。
それぞれの思惑、謀略、その裏に見え隠れする大国の影。
たまらない!相当好きな設定だな。
脚本とか伏線に甘さは見えるけど、なかなかこういうハードな話ってないから。
シンプルで隙だらけのことを無意味に長く回りくどく言うことが多いけど、それは言葉を考えている努力が伺えるから良いのだ。
「途中の変な話」以外なら、それほどダサイことも言わないし。
いや、いっそ途中に差し込まれる意味不明な駄作を省いてこの話しだけに集中してもよかったんじゃないだろうか。
TVシリーズだと難しいかな。
こういうかんじでもう1作作ってくれないかな。
ゴルゴ13みたいに現実からヒントをもらって作ってもいいと思う。
一つ、どうしても嫌なことがあった。
女性の胸の書き方なんだけど、胸が一房ずつ入る服ってどんなんだろ。
アニメやゲームでの表現だよね、どうしても気持ち悪くて生理的に無理(ちなみに現実の女性も女性の胸も大好きです)。
まあ、いろいろ書いたけど単純に面白かった。
押井守がどれほど関わってたのかは知らないが、もう少し彼っぽさが無いほうが良いと思うんだけど。
全部似た質感になってしまうのが残念でね。
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