手術へ、1
去年の9月くらいだっただろうか、妻が「私、手術するかも」と言った。
突然どうした。
妻が言うにはもう何年も下腹部が痛いのだそうな。
過去に膀胱炎を患ったりもしてたので様子を見ていたのだが、ここ2,3年くらいかなり痛い、と。
病院で検査をしたら大きな腫瘍があるらしく、それはもう切るしかないということらしい。
まあ自分でも手で押して塊があるとわかってたようだが。
全身麻酔をして開腹するのだが、難しい手術ではなくまず失敗はないらしい。
とはいえ本人は怖いだろうね、手術自体初めてだし。
まずは詳しい検査をして、その結果を持って手術をする病院へ入院することになるらしい。
年内に手術して年末はゆっくり過ごせるんじゃないかな、ということだった。
コロナが落ち着く様子もない状況で、良いタイミングとは言えないが仕方ない。
それと検査と手術が別の病院というのも、こういうものなのかね。
何度か検査をしているうちに別の個所にも何やら見つかったらしい。
二つ同時進行は出来ないらしい、それから新しく見つかった何やらの検査も増える。
何度か通った後、新しく見つかったものは問題の無い物だったらしい。
水だったか脂肪だったか忘れたが。
改めて当初の腫瘍の検査が続く。
一度付き添ってほしいと言われた。
もう11月になっていたかな。
仕事も忙しかったが不思議とその日は空けられた。
妻はMRIが苦手だ。
狭い中で大きな音が鳴るというのがとても怖いらしい。
もう覚悟を決めてさ、脱力して、生きることを諦めて死を受け入れるように、笑。
とか言っても苦手だという人には響かない。
段ボールを被って練習とかしてたな、というかそれは練習になるのかな。
MRI検査当日。
受付で手続きを終えると流れるように検査室へ。
どうやら俺は廊下のベンチで待つらしい。
何の説明も無いものだな、まあいいけど。
本を取り出し読み始めた。
足元が寒かったな、レッグウォーマーでも持ってくればよかった。
随分本が進む。
とうとう読み終わって少しぼーっとしてると検査が終わって笑顔の妻が出てきた。
オープンタイプのMRIで大丈夫だったとのこと。
それはよかったね。
突然どうした。
妻が言うにはもう何年も下腹部が痛いのだそうな。
過去に膀胱炎を患ったりもしてたので様子を見ていたのだが、ここ2,3年くらいかなり痛い、と。
病院で検査をしたら大きな腫瘍があるらしく、それはもう切るしかないということらしい。
まあ自分でも手で押して塊があるとわかってたようだが。
全身麻酔をして開腹するのだが、難しい手術ではなくまず失敗はないらしい。
とはいえ本人は怖いだろうね、手術自体初めてだし。
まずは詳しい検査をして、その結果を持って手術をする病院へ入院することになるらしい。
年内に手術して年末はゆっくり過ごせるんじゃないかな、ということだった。
コロナが落ち着く様子もない状況で、良いタイミングとは言えないが仕方ない。
それと検査と手術が別の病院というのも、こういうものなのかね。
何度か検査をしているうちに別の個所にも何やら見つかったらしい。
二つ同時進行は出来ないらしい、それから新しく見つかった何やらの検査も増える。
何度か通った後、新しく見つかったものは問題の無い物だったらしい。
水だったか脂肪だったか忘れたが。
改めて当初の腫瘍の検査が続く。
一度付き添ってほしいと言われた。
もう11月になっていたかな。
仕事も忙しかったが不思議とその日は空けられた。
妻はMRIが苦手だ。
狭い中で大きな音が鳴るというのがとても怖いらしい。
もう覚悟を決めてさ、脱力して、生きることを諦めて死を受け入れるように、笑。
とか言っても苦手だという人には響かない。
段ボールを被って練習とかしてたな、というかそれは練習になるのかな。
MRI検査当日。
受付で手続きを終えると流れるように検査室へ。
どうやら俺は廊下のベンチで待つらしい。
何の説明も無いものだな、まあいいけど。
本を取り出し読み始めた。
足元が寒かったな、レッグウォーマーでも持ってくればよかった。
随分本が進む。
とうとう読み終わって少しぼーっとしてると検査が終わって笑顔の妻が出てきた。
オープンタイプのMRIで大丈夫だったとのこと。
それはよかったね。
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