１８日は、追記

お客としてHIROSHI ASAKUSAことMUSHA×KUSHAの梅原さんが来ていた。

彼がいるだけでライブハウスの雰囲気が変わる。

ポジティブな空気が流れるんだな。

客席がそうなるとステージの良さも割増されると思うし。

不思議な人ですね、梅原さん。

今回は珍しくお褒めの言葉を頂きました。


弾き語りの人と対バンする機会が増えてから、木造木造という名前は良く聞いていた。

名前は知っていたがステージを観るのは今回が初めて。

次回はオリジナルばかりを聴いてみたいものです。

声がデカくて礼儀正しい方でした。


長岡でライブをするのは今回で２度目。

前回は火事前の音楽食堂。

やはり吉田君に誘われてのライブだった。

音楽食堂は建て直しにあたってクラウドファンディングを行っていて、俺もわずかだけど参加させてもらった。

理由を考えたことはないけど、ライブハウスって無くなってほしくないんだよね。

多少なりとも関わりのあった所だし。


長岡でのライブは２度とも吉田君に誘われてのものだが。

彼との付き合いも長くなってきた。

anomiaの１年目はMCで「イベントなど誘って頂けると嬉しいです」と言っていたが。

最初に誘ってもらえたイベントは吉田君の誕生日イベントだった。

いつもありがとう。

１８日は

昨日のライブ、無事終わりました。


音楽食堂ZERO

【吉田の大爆笑 〜吉田雅志レコ発スペシャル〜】
日時：11月18日(土) 開場 16：30 開演 17：00
料金：1500円(軽食&1ドリンク付)
出演：吉田雅志 / 木造木造 / Takashi Ofuchi / 若杉憲一 / MIZUNOW / フタバラブロック / anomia / 多賀将大


ということで。


朝はとても眠かった。

調べると会場までは１時間ちょっと。

初めて行くので余裕を持って向かいたい。

雨だったせいか、高速を降りると軽く渋滞もあったり。

リハ開始の20分ほど前に到着した、早く出て良かった。



とはいえ結構遅刻する方が多かった、雨だからかな、なんだかゆったりした雰囲気。


リハは問題なく。

イヤモニが有り難い。

外音も拘った方がいいかな、どうも外音はPAの方のもの、みたいな感覚があって。


リハの後、スタッフのヤマさんが音楽色堂というライブハウスを見せてくれた。

音楽食堂ZEROの隣の隣くらいの地下。



クラウドファンディングを募り、仲間と手作りした空間ですね。

照明を点けると仕上げの甘い所が目立つんですよ、と言っていたが立派なライブハウスでした（中の写真撮り忘れた）。

いつかここでライブしたいものです。


30分ほど押して顔合わせ。

今回は吉田雅志のイベントなので彼の挨拶から。

そして間もなく開場、そして開演。





若杉憲一



弾き語りの男性。

ジギーや聖闘士星矢などのカバーを歌ってた。

普段はクレイジーケンバンドでGtVoをしているそうです。



MIZUNOW



鍵盤での弾き語り。

以前長岡で対バンした方。

今回は後半、ゲストヴォーカルの女性がいた。



多賀将大



弾き語りの男性。

傍らにビールを置き、終始楽しいステージ。

気分が良かったのかいくらか押してたらしい。



Takashi Ofuchi



弾き語りの男性。

ニルヴァーナのカバーなど。

普段はベーシストらしいので、今度はベース演奏も観てみたいものです。



anomia


（撮影　吉田雅志）

今回は転換も合わせて30分ということで３曲にした。

実際これくらいの方が観ているほうも丁度良いと思うんだ。

途中、坂口安吾の白痴の一節を朗読しつつ。

照明を明るくとリクエストをしたけど、やり易いステージでした。



フタバラブロック



弾き語りの男女２人組。

オリジナルとカバーを演奏。

時間があれば清志郎の話とかしたかったな。



木造木造



弾き語りの男性。

今回はカバーだけ、といって遠藤ミチロウ、友川カズキ、遠藤 賢司の曲などをやっていた。

途中、演劇的なところもあり興味深いステージでした。



吉田雅志



弾き語りの男性。

と今更書くまでもないか。

最近は貫禄も出てきたように思う。

分かり易い上達もあるし。

立派な音源を作り、そのレコ発と名のついたイベント。



きっとみんなに愛されているからこういう状況になっているのだろうな。

アンコールで１曲演奏して終了。


終演後は吉田雅志の挨拶があり、会場でそのまま打ち上げ。




俺は疲れたので挨拶だけして帰宅。

なんか凄い良い日だった。

明日は、日付変わって今日は

今日はライブです。

長岡は音楽食堂ZEROにて。

長岡でのライブはやっと２度目になりますな。

御用とお急ぎでない方はよろしくお願いします。

11月11日はベースの日

11月11日はベースの日。

って提唱したのは亀田誠治ってことでいいのかな。

以前に比べればkenkenやハマオカモトとか、一般に知られるベーシストも増えてきたが。

実際はまだまだマイナーなパート、少しでも盛り上がっていくといいですな。


今年は11月11日にLive Bar Mush の新潟ベースサミット2017【N.B.S.S】 へ行ってきた。

1日に竹内颯君からDMで「遊びに来てください！！」とメールが着たのでね。

是非ベースも持ってお越しください、とのことだけど、なんでだろう。

ライブ終わった後でセッションでもするんだろうか。

出演者でもないのに、と思うとちょっと参加し辛いな、並べて眺めて語り合うのかな。

それでも若い子が頑張っているのだから応援の意味でも行くべきだろう。

それにベースのイベントなんて凄いじゃないか。


当日の用事を諸々こなし、どうやら20時くらいに行けそう。

酔っ払いに勝手にベース触られたら嫌だな（撃ち殺しても無罪、なら気が楽なのに）、と思いつつ一応ベースを持って。





Mushに着くと満席、そして驚いたのは年齢層の高さ。

てっきり20代前半の竹内君の仲間が集まっているんだと思ってた。

平均50歳越えているんじゃ、まあいいんだけど。

ステージ上には20本くらいのベースがずらっと並んでた。





「九條さん、ライブしますか？」

「？、いや」

しばらく観ていると、どうやら10分ほどの持ち時間で次々ステージに立つシステムのようだ。

ちょっとこの状況はメールからは読み取れなかったな。



（名札を身に着けるシステム、後で知ったんだけどほとんどが初対面同士なんだとか、良いシステム）


それぞれベース本体の説明や普段やっている音楽の話などをしつつ、ちょっとベースを弾くというかんじ。

そうか、あとシールドだけ持ってくれば最低限やれたか、いやでもネタをくっていかないとダメなタイプだしな、俺。


ステージはとても興味深かった。

一通りトークや演奏が終わると次はシールドの弾き比べ。

出演者のシールドを次々弾き比べていく。

実際の音で何本も聴くという素敵なイベント、スマホでメモを取りながら観ていた。



（フォデラですね）

時間の関係でプリアンプ弾き比べは無しになっちゃったけど、コンプレッサー弾き比べ。

その後、５人のベーシストで順番にソロ、という構成だった。


とても面白かった。

司会の男性のテンションや仕切りも良かったんだと思う。

今思うと司会の方が主催者だったんじゃないだろうか。

これはベーシスト以外も楽しめるイベントだと思う。

来年もやるぞ！と盛り上がっていたので時間のある方はお勧めです。


オマケ



Mushから帰るときのこの眺めが好き。

そのコントは一度も観たことがないのですが

LGBTの話。

時間が経ってしまったけど保毛尾田保毛男についていろいろ騒がれてた。


保毛尾田保毛男なるキャラクターが活躍していた頃はテレビを観ていない時期だったけど、ホモセクシャルの男性のキャラクターでコントをしているということは知っていた。

当時はみんな楽しんでいるように見えた。

もっとも傷ついていたとしても、それをアピールできるような状況ではなかったけど。

よく笑えるものだな、と眺めていた。

きっとこの無神経さが大衆の基準なんだろう、残念だ。

俺は全くのストレートなんだけど、もしかしたらこの学校に何人かホモセクシャル（当時はLGBTという言葉は知らなかった）の人がいるかもしれない。

実際は１％、感情を抱いたことがあるということなら６％とのデータもある。

ということは当時４～２４人ほどの同級生はホモセクシャルである自分を自覚していた可能性があるわけで。

当時は具体的な数は知らなかったけど、きっと身近にいるはずだと思ってて。

そんなその人はこの状況をどう感じるか。

友達が昨日のとんねるず面白かったな、と話をふってきたら調子を合わせて笑うしかないんだろうな。

そんな友達も悪気があるわけではなく。

そういうことを考えて勝手にイラついていた、悲しいことだし残念だし、なんと幼稚かと。


今回騒動になった番組は録画したやつを観た。

懐かしい、と思った。

実際は１回も当時の番組は観ていなかったのに、つまりそれだけ流行ってたということだろう。

そして番組の放送が終わって抗議があったと知った。

まあ、それはそうだろう。

フジテレビは即座に謝罪した。

まあ、そうなるのだろう。

しかし不思議と俺個人は全然イラついたりガッカリすることもなく。

全然は言い過ぎか、ちょっと「うーん、」と思ったくらい。

何故か考えてみたんだけど、きっと昔と違って抗議をする人達がいたからなんじゃないかな。

昔は誰も何も言えないように思えたから。

文句を言えるだけ市民権を得た、というか。

だからもうそろそろ落ち着く所に落ち着くんだろう、と。


これを笑っていいのかどうかというと、それは俺には難しい問題で。

例えばハゲネタはかなりテレビで観るが、やはり傷ついている人はいると思う。

でも、人のハゲを笑うのは失礼だという認識はみんな持っているわけだし。

いろいろわかった上でネタにし、笑う人は笑う。

面白くなければ居なくなるし、不愉快に感じる人が多ければ居なくなるし。

そんな見えないバランスで成り立っているんだと思う。

保毛尾田保毛男に関して言えば。

当時はみんな無知で、どう失礼なのか、どのように傷付くのか想像もできず、残酷な幼稚さで笑えてたんだと思う。

今はちょっと理解が広がりつつあるかな。

今後、LGBTを前面に出したネタをする芸人さんとか出てくるかもしれない。

これが良いのか悪いのかはわからないが、冷静に予想するとこんなんなんじゃないかな。


今回の騒動に絞った話をするなら。

フジテレビは謝罪のための特番を作ってもよかったのではないか。

傷つけたことは申し訳ないと思っているが、どこがどのように傷ついたのか。

どういうニュアンスまでがセーフでどこからがアウトなのか。

そんなディスカッションをする番組が観たかったな。

そうしたら世間にも理解が広がるだろうし。

抗議した側も本当はただ謝罪してもらうんじゃなくて理解してもらいたかったんじゃないだろうか。

誤解なくきちんと理解して、その上で差別がなくなるのが理想なんじゃないだろうか。


NHKでやってるバリバラという障害者を扱った番組は面白い。

知ってるつもりでも健常者である自分は全然わかってないと思い知らされる。

LGBTを扱ったこういう番組って何で無いんだろう。

きっと知ってるつもりでまるで分かってないことって沢山あると思うのに。

LGBTに関しては、今はまだお互い理解し合う段階なんだろうな。