お気に入りの１足

今スニーカーを修理している。

ソールが剥がれてきてね。

いつものように靴の修理に出すのも考えたけど、スニーカーを頼むというのもなぁ、と思って。

工業用のセメダインを流し込んでバイスを使って固定して一晩。

全体が剥がれたわけではなく、数か所が剥がれているから少しずつだね。


で、作業しながら「このスニーカーって何年履いているんだっけ？」と気になった。

それで調べてみたけどわかんないんだよね。

ネットで調べればすぐわかると思ったんだが。


adidasのCLIMA COOLというモデル。

2002年に初代モデルが出たらしい。

靴底に穴が開いてて、ムレないという所が気に入って。

だから毎年このモデルはチェックしている。

とはいえ気に入るデザインはなかなか無く、今持っている１足しか持ってないんだけど。


それと逆に、新品で買ったまま一度も履くことなくしまってあるスニーカーもある。

そんなに大切にしているわけではなく。

別に嫌なわけでもなく。

何となく10年以上過ぎてるんじゃないかな。

まあ、２，３年寝かすというのはよくやるんだけどね。


靴は見てると欲しくなるから意識してあまり見ないようにしてるんだけど。

消費するより購入するほうが多いというのはちょっと考えないとな。




ちなみにこんなヤツです。

トロコイドの曲線の魅力

ロータリーエンジンの行く末にはとても興味がある。

東京モーターショーでマツダRX-VISIONというコンセプトカーが公開された。

なんと言ってもロータリーエンジンを乗せた市販車がいよいよ作られるというのがわくわくする。


遠目からのシルエットは悪くない。

しかし、ホイールベースがとても長いようだが、どうなんだろう。

コーナーリングマシンというRXの流れは気にしないのかな。

次はGTカーなのかな。


見た目はスーパーカーだ。

値段も相当なことになりそう。


個人的にはいろいろ言いたい。

言いたいが、まずはロータリーエンジンが復活してほしい。

最近の、

思いつくままに最近観た映画や舞台の感想文を書いてみたけど。

そんな一生懸命観ているわけではなく。

HDDに録画したバラエティー番組とか全部見終わってしまって。

でもまだ眠くないので仕方なく、というかんじ。


寝れないから見ているんだけど、観たものが面白いから余計に眠くならないのかもな。

いや、面白くないものは早送りして次、次、ってやってるから終わりがないんだな（笑）。


今回書いたものは全部面白い作品ばかりです。

俺の文章力の稚拙さで良さが伝わらないかもしれないけど、作品はどれも素晴らしいので見てみてください。

ザ・バッグマン

「ザ・バッグマン 闇を運ぶ男」を観た。

2014年、アメリカ、デヴィッド・グロヴィック監督。

今知ったけど、これ監督デビュー作なんだってね、へぇー。

いや、知らないんだけど、すごいなと思って。


凄腕の殺し屋ジャックは雇い主のドラグナから依頼を受ける。

鞄を運んでほしい、指示通り運べば報酬を支払う、ただし絶対に中を見てはいけない。

場面は変わり、携帯を持つ手を撃たれたジャック。

撃った相手はビショップというドラグナの手下。

電話でドラグナへ連絡するが「最初の支持通り、受け渡し場所のモーテルの１３号室で待つように」とだけ言われて電話は切られる。


基本的にモーテルの中で話が展開していくんだけど。

この映画の登場人物が全員ちょっとづつ変でね。

みんなうっすらサイコなんだよ。

これがたまらない（笑）！素敵な映画だな。

敵なのか、味方なのか、ただのサイコ野郎なのか。

どういう利害関係なのか、どこまで嘘で本当なのか。

この辺が絶妙！

ずっと息苦しくてね、良い映画だな。


最後には全部のネタバラシがあるんだけど。

ネタバラシしなくて良かったんじゃないかな。

何でもかんでも説明しなくても。


とても良かった。

きっと荒木飛呂彦も好きであろう。

なかなか質の良い「探り合い」が見れます。

人生はマラソンだ！

「人生はマラソンだ！」を観た。

オランダ、ディーデリック・コーパル監督。


オランダで大ヒットしたコメディ映画とのことで。


ロッテルダムの自動車工場で働く４人のおじさんと１人のエジプト人の若者。

暇だからか、やる気の無さが暇に繋がるのか。

少ない仕事を若者１人に押し付け、おじさん４人は昼間からビールを飲み、カードに興じる。

経営者である主人公は工場の税金の滞納を黙っていたが、ある日従業員にバレてしまう。

マラソンを走ることでスポンサーを集め、その滞納分を払おう、という話。


コメディということになっているけど、笑ってばかりでもない。

４人のおじさんはそれぞれ問題を抱えている。

そんなお互いの事情を知りながらも個人的な問題で馴れ合うことはなく。

基本的に笑えるんだけど、そういう事情が見えると切なくなったり、ね。


いろいろ諦めていてだらしない身体のおじさん４人が、それぞれの問題とも向き合いつつフルマラソン完走を目指す、という大筋はとてもわかりやすい。

なかなかの爽快感があって良いです。

走ろうかな、と思わせるくらい。

少しでも興味が沸いたら見てみてください。

アデル、ブルーは熱い色

『アデル、ブルーは熱い色』を観た。

2013年、フランス、アブデラティフ・ケシシュ監督・脚本・製作とのことで。


高校生のアデル、一つ上の彼氏は周りの評判もいい、背が高いしイケメンだし。

ある日、交差点で青い髪の女性とすれ違う。

パンク少女のような雰囲気の彼女に一目で恋に落ちてしまう。


という導入。

女子高生が同性愛に目覚めていく話、と一言で終わらせるのは勿体ない内容。


間もなく、アデルは彼氏と結ばれるのだが、何かとても満たされない。

「よくなかったか」

「よかったわ」


アデルの周りはなかなか良い状況に見えた。

日本に比べたら同性愛に対する理解は全然進んでるし（だからと言ってみんなが受け入れているわけでもないんだけど）、同性愛者の男友達がいたり。

徒歩圏内にゲイバーもレズビアンバーもある。


無教養で保守的な家庭のアデル。

周りは芸術家気取りのインテリばかりのエマ。

そんな対比もありつつ。


今、いろいろ検索しながらこれを書いているんだけど、第66回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを獲得したんだとか。

納得。

過激なSEXシーンが話題、ということだけど、この歳になるとそこに刺激をかんじることもなく。

偽の性器を使用といわれても日本じゃボカシが入るしね（っていうか、偽の性器ならボカシなしでも良いのでは？いや、リアルなやつじゃ結局ダメか）。

個人的にはなかなか終わらないのが気になったかな。

３回くらいエンディングっぽくなるんだけどね、終わらない（笑）。

でも全然長いとかんじることはなく。

やっぱりよく出来た映画ってことなんだろうね。


アデルもエマもどちらも好みではないが、かわいいし綺麗だ。


とても良い映画だったので、まだ見ていない人は是非ご覧ください。

不倫探偵 ～最期の過ち～

『　不倫探偵 ～最期の過ち～　』を観た、映像で。

松尾スズキが大人計画以外の演劇人と組むユニット「日本総合悲劇協会」の１１年ぶりの公演、とのことで。

とはいえ出演者のほとんどが大人計画の方々だし、こちらとしては大人計画との違いはよくわからず。

今回は天久聖一さんと原作・脚本・演出を2人で手掛けたということでいいのだろうか。


いろんなところで言ってるけど、大人計画好きなんですよ。

今回は大人計画の役者さんのほかに、片桐はいりと二階堂ふみ。

片桐はいりが登場するとテンションが上がる、背が高いし手足が長い。

カッコ良くて真顔でボケる役だったけどピッタリだな。


松尾スズキの書く悲劇は、それはそれは救いようのないエンディングを迎えることが多いが。

今回は他の感性が入っているせいか、それなりのエンディング。

でもまとまりがあっていいのかもしれない。

いつもなら話しが進むに従い、どんどん深い闇に降りていくようなかんじになる。

きっと書いているうちに内へ内へ入りこんでいくんだろうな、盲目に向かうというか。

そこで今回のように第三者の目線があると、うまい具合に中和されるのかもしれない。


所々に差し込まれる小ネタは松尾スズキブランドというかんじ、とても面白い。

松尾スズキ演じる探偵は不倫をしまくる。

逆に不倫じゃないと女性を抱けない（じゃあ探偵が結婚すればいいじゃないか、とか言うんじゃないよ）。

という設定でね、何なら次回作があっても良さそうな設定なんだが。


とても面白かった。

最近観た舞台の中では「ふくすけ」の再演以来のお気に入り。

大江戸りびんぐでっど

「大江戸りびんぐでっど」を映像で観た。

新作歌舞伎とのことで。

脚本が宮藤官九郎だったので。

随分前にクドカンが「歌舞伎の脚本を携帯で直で頼まれちゃってさ」みたいな話をしてたから。

それは是非見てみたいと思ってたのでね、観れてよかった。


そういえば歌舞伎と名の付くものは初めて観た。

歌舞伎というとガッチガチの形式で固められた、という印象だったけど。

これはほとんどクドカンのいつもの舞台。

まあ、これが歌舞伎の本流とどれだけかけ離れているのかを理解する知識はないのですが。


時は江戸時代、処は大江戸。くさや汁を浴びた死人が"存鼻（ぞんび）"として生き返った。人に噛みつき増え続ける"ぞんび"に江戸の町は大騒ぎ。


とのことで。


率直な感想を述べると、とても面白かったです。

本当の歌舞伎役者が歌舞伎の手法で演じているからか、全く隙のない舞台で。

観ている間は歌舞伎であるということを意識することもなく普通の舞台のように観れた。

違和感がない、という意味で。


歌舞伎好きな人がどう見るかはわかりませんが、宮藤官九郎の脚本が好きな人にはお勧めできます。

頑張れ、フレディ、ソニック、台湾。

ChthoniC（ソニック）のVo,Freddy Lim（フレディ・リム）が国政選挙に出馬するとのことで。

彼らは台湾のバンド。

音楽的にはブラックメタルに民族楽器などを導入したスタイル。


以前から「霧社事件」や「二・二八事件」や「高砂義勇兵」など、かなり政治的なメッセージの強いバンドだという印象だった。

（だからアイドル好きってことでマーティー・フリードマンと対談する番組は微妙だったな、どちらも）


しっかり調べたわけではないけど、彼らは台湾独立派。

チベットやウイグルの問題にも向き合っている。

この辺りは俺も同じ考え。


今月７日にシンガポールで中国の習近平国家主席と台湾の馬英九総統が会談するそうで。

とても不安です。

親中派の馬英九がどんな間違った判断をするのか。

日本で民主党が政権をとったとき以上の不安がある。


台湾はどうにか独立してほしい。

チャイニーズタイペイなんて表記を見る度になんかとても残念で悲しい気分になる。

日本は何か手助けできないものだろうか。

チベットやウイグルや東タジキスタンのときは戦後間もなくというタイミングだったが、今回は状況が違うのだし。


独立すると尖閣諸島の領有権を主張する国が増えると思われるが。

まあ、じっくり話し合おうじゃないか。


彼らからすれば俺は外国に住む外国人。

もちろん選挙権はないわけで。

だから、せめてCDを買おうと思う。

頑張れ、フレディ、ソニック、台湾。

うむむ

WINDOWS10をやっと入れた。

別に８に不満もなかったんだけど。

ちょっと部屋で別作業があったから、この時間に導入してみようと思い付きのようなかんじで。


時間がかかるのは知ってたけど、再起動でなかなか立ち上がらなかったのは焦った。

そして、立ち上がった画面はとてもチープ、に見える。

なんて安っぽいデザインなんだろう。

ニセモノなのかな？

一応、動作は一通り確認したけど問題ない。

しかし、なんとも安っぽい。

80年代的なセンスなのか。


気に入らないな。

使ってるうちに見慣れるんだろうか。