又吉直樹 火花
又吉直樹の「火花」を読んだ。
流行っているものや売れているものは疑ってかかる癖がある。
しかし又吉は昔から好きなので、数年後ひっそり読もうと思ってた。
でもね、母がね、興味を持ったようで。
そんなに本を読む人ではないんだけど、読む気があるなら読んだ方が良いと思うし。
俺が買って貸せばいいのかな、とか。
なんかそんなかんじ。
まずは本の薄さに驚いた。
薄!高!、と面白くない独り言を言ってから読みだした。
風景の描写がしっかりしてあって、なんか文学ー。
でもとても読みやすい。
雑味のないサラサラとした液体のようなかんじ。
テンポの良い文章というと違和感があるな。
色んな情報がたくさん描かれていながら、とてもスラスラ進むんだ。
きっと、とても文章が上手い(もしくは綺麗)ということなんだろうな。
若手芸人「徳永」と多事務所の少し先輩芸人の「神谷さん」の物語。
きっと「徳永」は「又吉」なんだろうね。
芸人の喜びも悲しみもいろんなことが書かれている。
そんな中、ネットでの心無い書き込みに対する考えなんかにも触れていたりして。
クライマックスやエンディングは好みとは違うけど、そうか。
全体的にとても美しい世界だ。
きっと又吉自身が綺麗なままなんだと思う(もしくはそういう側面だけで書いたか)。
できれば次回作は気分が悪くて1週間落ち込むくらいの作品を期待したい、キレイな文章のままでね。
やろうと思えばいつでも書けるんだと思うけど。
これくらい成功するとしばらく無理かね。
とても良い本でした。
普段本を読まない人もこれは入りやすいと思う。
俺自身、そんなに多く読むほうではないけど、本をたくさん読む人もこれは楽しめるんじゃないかな。

流行っているものや売れているものは疑ってかかる癖がある。
しかし又吉は昔から好きなので、数年後ひっそり読もうと思ってた。
でもね、母がね、興味を持ったようで。
そんなに本を読む人ではないんだけど、読む気があるなら読んだ方が良いと思うし。
俺が買って貸せばいいのかな、とか。
なんかそんなかんじ。
まずは本の薄さに驚いた。
薄!高!、と面白くない独り言を言ってから読みだした。
風景の描写がしっかりしてあって、なんか文学ー。
でもとても読みやすい。
雑味のないサラサラとした液体のようなかんじ。
テンポの良い文章というと違和感があるな。
色んな情報がたくさん描かれていながら、とてもスラスラ進むんだ。
きっと、とても文章が上手い(もしくは綺麗)ということなんだろうな。
若手芸人「徳永」と多事務所の少し先輩芸人の「神谷さん」の物語。
きっと「徳永」は「又吉」なんだろうね。
芸人の喜びも悲しみもいろんなことが書かれている。
そんな中、ネットでの心無い書き込みに対する考えなんかにも触れていたりして。
クライマックスやエンディングは好みとは違うけど、そうか。
全体的にとても美しい世界だ。
きっと又吉自身が綺麗なままなんだと思う(もしくはそういう側面だけで書いたか)。
できれば次回作は気分が悪くて1週間落ち込むくらいの作品を期待したい、キレイな文章のままでね。
やろうと思えばいつでも書けるんだと思うけど。
これくらい成功するとしばらく無理かね。
とても良い本でした。
普段本を読まない人もこれは入りやすいと思う。
俺自身、そんなに多く読むほうではないけど、本をたくさん読む人もこれは楽しめるんじゃないかな。

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