30年は、長いと思う
BURRN!で過去30年でのCD30選みたいな企画をやっていたから俺もやろうっと。
過去30年、つまり'84だからKing CrimsonのREDとか入らないんだな。
Deep PurpleとかBlack Sabbathの初期も。
iTunesがあると便利。
では「A」から順番に。
Anthrax
Among The Living
5thの「Persistence Of Time」と迷ったけどこちらで。
バンドが正当に評価されていない気がするから一般的に理解されやすい方を選んでみた。
ファンクの雰囲気を持ったメタルがとても気持ちいい。
こんなに素晴らしいのになんで格下扱いをされなきゃいけないのか。
At The Gates
Slaughter Of The Soul
メロデスが苦手。
当時、At The GatesはギリOK、DARK TRANQUILLITYはギリOUT、と言っていた。
つまり今人気のあれやこれやは全て苦手なわけで(笑)。
Atheist
Piece Of Time
とても知的なメタルだなというのが第一印象。
テクニカルデスメタルという触れ込みの1st。
後にジャズメタルになる前のプログレメタル。
Brutal Truth
Extreme Conditions Demand Extreme Responses
2ndも良かったし、最近の2枚も素晴らしいグラインドコアの重鎮の1st。
最近はナパームデスと並列に語られているようだけど、俺はナパームデスのほうが格上の印象。
このアルバムはデスメタルとグラインドコアの融合というような内容。
ジャケから音、歌詞、全てが綺麗にまとまった一枚。
Cadaver
... in Pains
デスメタルのベースにコントラバスという変わり種。
もちろん弓で弾く。
色物として見られていたのかもしれないけど曲は変拍子も多用してなかなか良いと思う。
まあ当時、デスメタルが始まった頃って変わったバンドも多かったよな。
Cannibal Corpse
The Bleeding
いくつか迷ったけど一番聴いているこれで。
曲のクオリティは最近のものの方が上だけど、このコンパクトな構成も良いかなって。
印象的なリフも多くて良いと思う。
Carcass
Necroticism-Descanting The Insalubrious
1st,2ndでグラインドコア、4thでメロデスとなるんだけど俺はデスメタルの3rdが好き。
とても珍しいデスメタルだと思うんだけど。
グラマラスというかB級なゴージャス感というか。
甘い赤ワインとか紫の絨毯とか連想するんだよね。
Confessor
Condemned
それこそBURRN!で酷評されてたから手に取って悩んだ末に買わなかったやつ。
数年後、EARACHEのビデオを観て「これはすごい!」と感動して買った。
高音で浮遊感のあるVo、変拍子で手数の多いDr。
時代を考えるととても先鋭的だったと思うし、今でもたくさんヒントをもらってる。
Cynic
Focus
どういう音楽が好きなんですか?と聞かれたときCynicのFocusと答えている。
一時ベースを弾かなくなった原因の一枚(という言い訳、とも言える)。
未だに好きだ、素晴らしい。
この一枚に至るまでのストーリーやこの一枚での解散(後に再結成するんだけど)など。
実は音色は気に入らないんだが、それ以外はほぼ完璧。
これに関しては今まで何回も書いてきたからいいか。
Death
Individual Thought Patterns
上記と同じ時期に出た一枚。
このアルバムでやっと日本デビューだった(当時はネットも近所に外資系CDショップもなかったからさ)。
スラッシュ寄りのデスメタルとして聞きやすくもテクニカルだった。
SADUSのBa、ディジョージオのフレットレスベースでの流麗なフレーズが素晴らしい。
でもDEATHは全てのアルバムがそれぞれ味わい深いんだよな、下手くそな1stですら。
Deicide
Legion
反キリストデスメタルバンド。
聖書を破き、神父と討論し、額に逆さ十字のタトゥー。
「イエス・キリストが亡くなった年齢と同じ33歳になったら、自分は自殺する」という宣言。
みんな注目してたんだけど未だ健在、そこはとてもとても残念なんだけど。
まだ世界中のデスメタルファンが幻想を信じてた頃の一枚。
とはいえ「Deicideタイプ」と言われるほど独特な音を確立したのは評価されると思う。
Disincarnate
Dreams Of The Carrion Kind
数々のバンドのレコーディングでGt職人として活躍していたジェームズ・マーフィーがいよいよ自身のバンドを始動。
バンドとしてはこの一枚しか作らなかったのは残念だけど、十分な内容だと思う。
職人らしくどこまでもまともなデスメタル。
その後、彼は重病を患ったのだが、最近復活したとかしないとか。
Dream Theater
Images And Words
プログレメタルの2nd。
メンバーがバークリー在学中に知り合ってて、作曲は楽譜のやり取りがあったりとかなり賢いかんじ。
一般にも受けいれられる印象的なメロディーと、複雑な構成の曲の融合という奇跡のような作品。
前作は地味で次作は根暗、この華やかなアルバムが好きだな。
Fear Factory
Soul Of A New Machine
インダストリアルデスメタルの1st。
今でこそデス声とクリーンの使い分けは普通だけど、このアルバムが最初だと思う。
機械的なリズムにデスメタルなリフがとても合ってる。
ゴリゴリいくだけじゃなく緩急のある楽曲が良い。
Forbidden
Forbidden Evil
一般的には2ndが評価されているが、このアルバムは独特の雰囲気があって好き。
スラッシュメタルの1stアルバム、何が好きかと聞かれたらメガデスと迷うくらい。
初めて聴いたときには「どこの国のバンドだろう」と思ったもんだ。
Iron Maiden
Seventh Son Of A Seventh Son
アイアン・メイデンは7thまで全部好き。
1stのジャケはインパクトあったな。
7枚目までならどれを選んでも良かったんだけど、
これはエイドリアン・スミスとメイデンの熟成具合が最高かな、と。
Marilyn Manson
Antichrist Superstar
すっかりメタル冬の時代。
なんかモデルの人がよく聴いているアルバムとして知った。
PVもグロくて綺麗だった。
すぐ飽きてしまうんだけど、わかりやすくて入り込みやすい仕掛けは成程。
Megadeth
Rust In Peace
この時のメガデスが最高にカッコ良かった。
メンバーも最高だし、曲も真面目に作ってる。
この後、俺に言わせれば没落し続けるんだが。
青春のアイドルですかね。
Metallica
...And Justice For All
メタリカは気に入らない、が2nd、3rdのクオリティの高さは認めざるを得ない。
これは当時問題作とされた4thだけど、この石の壁のような音が好き。
多分3rdのときがいろいろピークだったと思う。
その後、売上とか動員とかものすごくなっていくけど、それでいいのかメタリカ。
3rdのファンと5thのファンではもう異星人くらい感性が違うと思うんだけど。
Ministry
Psalm 69
発売当時、なぜかみんな聴いてた。
タイトルもバンド名もない暗いジャケ。
背中にやっとバンド名、それと意味不明な文字。
日本盤にやっと「詩篇69」と書いてある。
音的にはインダストリアル、たしか初めてそういう音楽に触れた一枚。
Mudvayne
L.D.50
メンバー4人のジョークか本気かわからないメイクがインパクトあった。
クリーンとデス声を使い分ける、この頃としては珍しくない楽曲なんだけど、
このバンドのベースがスペシャルだった。
ジャズ的なアプローチでのエクストリームメタル。
メイクや名前を頻繁に変更するから名前を覚える気もないんだけど、今の名前はライアン・マルティーニかな。
Pig Destroyer
BOOK BURNER
ベースレスのグラインドコア。
ギターが轟音を追及したとき、ベースは必然ではないと思ってる。
だからこそメタル系ベーシストは精進しなければいけない。
楽曲のレベルを押し上げるフレーズを。
ルートだけだったりユニゾンだけだったりじゃダメなんだよ。
まあ、そんなことを考えなくても普通に楽しめる安定したグラインドコアです。
Rage Against The Machine
Rage Against The Machine
とても有名な写真を使ったジャケ。
「やられた!」と思ったね、将来俺が使いたいと思ってた写真だったから。
でもジャケに負けない内容でね。
変態のGtと思想家のVo、邪魔にならないリズム隊。
このバンドは10年毎にアルバム出しても古くならないと思うんだけどな。
Sepultura
Roots
「Arise」や「Beneath The Remains」と迷ったんだけどこのアルバムは唯一の存在なので。
ブラジルの伝統的な音楽を取り入れた意欲作。
単純に太鼓を叩く、とかじゃなく。
きちんと歌い手のおじいさん(に聞こえる)の声との掛け合いとかあってとても良いと思う。
もっと別分野からの評価とかされないものかね。
Sikth
The Trees Are Dead & Dried Out, Wait For Something Wild
なんせ「How May I Help You?」という曲に驚いた。
一体どうやって作ったんだろう、というのが第一印象。
他の曲はイマイチなので、アルバムとしての評価はできないんだけど。
なんせあの1曲がね。
Slayer
Seasons In The Abyss
誰もが「Reign In Blood」を挙げると思う。
それはもう、ロックだけでなく、音楽100選という企画だとしても入るんじゃないか、ってくらいの評価だ。
だから俺がそれを挙げなくても良いじゃないか。
実際このアルバム好きだしね。
で、これ以降は全部好きになれないという。
Slipknot
Slipknot
マスクを被った9人組の1st。
DJやサンプラーやパーカッションなど、要る?ってくらいのメンバー構成。
実は認めるまでに時間がかかってね、良いものは素直に認めないと。
ベースが亡くなり、ドラムが脱退したけど、どうにか頑張っていってほしいものだ。
Stormtroopers Of Death
Speak English Or Die
初めて知ったのは「Live at Budokan」というライブの映像。
スラッシュとハードコアを融合させた斬新な音楽。
NYなのにBudokan、ジミヘンもエリザベス女王もネタにするユーモア。
これはカッコ良すぎる。
ライブ映像ではGtも素晴らしいがDrが超人的。
Testament
Low
1stの「The Legacy」が最高とされてる。
このアルバムは本筋とはずれているかもしれない。
でも一通りスラッシュ勢の日和を見た後だったから抵抗なく聴けたのかも。
なんの予備知識もなしで聴けば結構良いと思う。
良いと思うんだけどなぁ。
W.A.S.P.
The Headless Children
実は初めてW.A.S.P.を聴いたのはこのアルバム。
だからW.A.S.P.が好きというと失笑される意味が分からなかった。
強烈なインパクトでチャンスを掴み、その後は流行りを読めずに失速していった。
で、音楽そのもので勝負したのがこのアルバムだと思う。
最初に付いたイメージってのは厄介だね。
内容は良質なへヴィメタルなのにね。
ということで30枚選んでみました。
BURRN!で扱いそうな、という縛りで30枚もあるかと思ったけど、軽く選別しても60枚になったからそこから削る作業。
こうしてみると結構普通になっちゃったね。
ろくに調べもせず、ほぼ思い付きで書いたので間違いがあるかもしれないけど、まあいいではないか。
自分の好みと、そのアルバムの影響力という間で悩んだな。
いっそデスメタル30選やスラッシュ30選とかにしたほうが面白かったかも。
もし気になったものがあったら聴いてみてください。
いやー、メタルは楽しいね。
コピーバンドとかしたいな。
過去30年、つまり'84だからKing CrimsonのREDとか入らないんだな。
Deep PurpleとかBlack Sabbathの初期も。
iTunesがあると便利。
では「A」から順番に。
Anthrax
Among The Living
5thの「Persistence Of Time」と迷ったけどこちらで。
バンドが正当に評価されていない気がするから一般的に理解されやすい方を選んでみた。
ファンクの雰囲気を持ったメタルがとても気持ちいい。
こんなに素晴らしいのになんで格下扱いをされなきゃいけないのか。
At The Gates
Slaughter Of The Soul
メロデスが苦手。
当時、At The GatesはギリOK、DARK TRANQUILLITYはギリOUT、と言っていた。
つまり今人気のあれやこれやは全て苦手なわけで(笑)。
Atheist
Piece Of Time
とても知的なメタルだなというのが第一印象。
テクニカルデスメタルという触れ込みの1st。
後にジャズメタルになる前のプログレメタル。
Brutal Truth
Extreme Conditions Demand Extreme Responses
2ndも良かったし、最近の2枚も素晴らしいグラインドコアの重鎮の1st。
最近はナパームデスと並列に語られているようだけど、俺はナパームデスのほうが格上の印象。
このアルバムはデスメタルとグラインドコアの融合というような内容。
ジャケから音、歌詞、全てが綺麗にまとまった一枚。
Cadaver
... in Pains
デスメタルのベースにコントラバスという変わり種。
もちろん弓で弾く。
色物として見られていたのかもしれないけど曲は変拍子も多用してなかなか良いと思う。
まあ当時、デスメタルが始まった頃って変わったバンドも多かったよな。
Cannibal Corpse
The Bleeding
いくつか迷ったけど一番聴いているこれで。
曲のクオリティは最近のものの方が上だけど、このコンパクトな構成も良いかなって。
印象的なリフも多くて良いと思う。
Carcass
Necroticism-Descanting The Insalubrious
1st,2ndでグラインドコア、4thでメロデスとなるんだけど俺はデスメタルの3rdが好き。
とても珍しいデスメタルだと思うんだけど。
グラマラスというかB級なゴージャス感というか。
甘い赤ワインとか紫の絨毯とか連想するんだよね。
Confessor
Condemned
それこそBURRN!で酷評されてたから手に取って悩んだ末に買わなかったやつ。
数年後、EARACHEのビデオを観て「これはすごい!」と感動して買った。
高音で浮遊感のあるVo、変拍子で手数の多いDr。
時代を考えるととても先鋭的だったと思うし、今でもたくさんヒントをもらってる。
Cynic
Focus
どういう音楽が好きなんですか?と聞かれたときCynicのFocusと答えている。
一時ベースを弾かなくなった原因の一枚(という言い訳、とも言える)。
未だに好きだ、素晴らしい。
この一枚に至るまでのストーリーやこの一枚での解散(後に再結成するんだけど)など。
実は音色は気に入らないんだが、それ以外はほぼ完璧。
これに関しては今まで何回も書いてきたからいいか。
Death
Individual Thought Patterns
上記と同じ時期に出た一枚。
このアルバムでやっと日本デビューだった(当時はネットも近所に外資系CDショップもなかったからさ)。
スラッシュ寄りのデスメタルとして聞きやすくもテクニカルだった。
SADUSのBa、ディジョージオのフレットレスベースでの流麗なフレーズが素晴らしい。
でもDEATHは全てのアルバムがそれぞれ味わい深いんだよな、下手くそな1stですら。
Deicide
Legion
反キリストデスメタルバンド。
聖書を破き、神父と討論し、額に逆さ十字のタトゥー。
「イエス・キリストが亡くなった年齢と同じ33歳になったら、自分は自殺する」という宣言。
みんな注目してたんだけど未だ健在、そこはとてもとても残念なんだけど。
まだ世界中のデスメタルファンが幻想を信じてた頃の一枚。
とはいえ「Deicideタイプ」と言われるほど独特な音を確立したのは評価されると思う。
Disincarnate
Dreams Of The Carrion Kind
数々のバンドのレコーディングでGt職人として活躍していたジェームズ・マーフィーがいよいよ自身のバンドを始動。
バンドとしてはこの一枚しか作らなかったのは残念だけど、十分な内容だと思う。
職人らしくどこまでもまともなデスメタル。
その後、彼は重病を患ったのだが、最近復活したとかしないとか。
Dream Theater
Images And Words
プログレメタルの2nd。
メンバーがバークリー在学中に知り合ってて、作曲は楽譜のやり取りがあったりとかなり賢いかんじ。
一般にも受けいれられる印象的なメロディーと、複雑な構成の曲の融合という奇跡のような作品。
前作は地味で次作は根暗、この華やかなアルバムが好きだな。
Fear Factory
Soul Of A New Machine
インダストリアルデスメタルの1st。
今でこそデス声とクリーンの使い分けは普通だけど、このアルバムが最初だと思う。
機械的なリズムにデスメタルなリフがとても合ってる。
ゴリゴリいくだけじゃなく緩急のある楽曲が良い。
Forbidden
Forbidden Evil
一般的には2ndが評価されているが、このアルバムは独特の雰囲気があって好き。
スラッシュメタルの1stアルバム、何が好きかと聞かれたらメガデスと迷うくらい。
初めて聴いたときには「どこの国のバンドだろう」と思ったもんだ。
Iron Maiden
Seventh Son Of A Seventh Son
アイアン・メイデンは7thまで全部好き。
1stのジャケはインパクトあったな。
7枚目までならどれを選んでも良かったんだけど、
これはエイドリアン・スミスとメイデンの熟成具合が最高かな、と。
Marilyn Manson
Antichrist Superstar
すっかりメタル冬の時代。
なんかモデルの人がよく聴いているアルバムとして知った。
PVもグロくて綺麗だった。
すぐ飽きてしまうんだけど、わかりやすくて入り込みやすい仕掛けは成程。
Megadeth
Rust In Peace
この時のメガデスが最高にカッコ良かった。
メンバーも最高だし、曲も真面目に作ってる。
この後、俺に言わせれば没落し続けるんだが。
青春のアイドルですかね。
Metallica
...And Justice For All
メタリカは気に入らない、が2nd、3rdのクオリティの高さは認めざるを得ない。
これは当時問題作とされた4thだけど、この石の壁のような音が好き。
多分3rdのときがいろいろピークだったと思う。
その後、売上とか動員とかものすごくなっていくけど、それでいいのかメタリカ。
3rdのファンと5thのファンではもう異星人くらい感性が違うと思うんだけど。
Ministry
Psalm 69
発売当時、なぜかみんな聴いてた。
タイトルもバンド名もない暗いジャケ。
背中にやっとバンド名、それと意味不明な文字。
日本盤にやっと「詩篇69」と書いてある。
音的にはインダストリアル、たしか初めてそういう音楽に触れた一枚。
Mudvayne
L.D.50
メンバー4人のジョークか本気かわからないメイクがインパクトあった。
クリーンとデス声を使い分ける、この頃としては珍しくない楽曲なんだけど、
このバンドのベースがスペシャルだった。
ジャズ的なアプローチでのエクストリームメタル。
メイクや名前を頻繁に変更するから名前を覚える気もないんだけど、今の名前はライアン・マルティーニかな。
Pig Destroyer
BOOK BURNER
ベースレスのグラインドコア。
ギターが轟音を追及したとき、ベースは必然ではないと思ってる。
だからこそメタル系ベーシストは精進しなければいけない。
楽曲のレベルを押し上げるフレーズを。
ルートだけだったりユニゾンだけだったりじゃダメなんだよ。
まあ、そんなことを考えなくても普通に楽しめる安定したグラインドコアです。
Rage Against The Machine
Rage Against The Machine
とても有名な写真を使ったジャケ。
「やられた!」と思ったね、将来俺が使いたいと思ってた写真だったから。
でもジャケに負けない内容でね。
変態のGtと思想家のVo、邪魔にならないリズム隊。
このバンドは10年毎にアルバム出しても古くならないと思うんだけどな。
Sepultura
Roots
「Arise」や「Beneath The Remains」と迷ったんだけどこのアルバムは唯一の存在なので。
ブラジルの伝統的な音楽を取り入れた意欲作。
単純に太鼓を叩く、とかじゃなく。
きちんと歌い手のおじいさん(に聞こえる)の声との掛け合いとかあってとても良いと思う。
もっと別分野からの評価とかされないものかね。
Sikth
The Trees Are Dead & Dried Out, Wait For Something Wild
なんせ「How May I Help You?」という曲に驚いた。
一体どうやって作ったんだろう、というのが第一印象。
他の曲はイマイチなので、アルバムとしての評価はできないんだけど。
なんせあの1曲がね。
Slayer
Seasons In The Abyss
誰もが「Reign In Blood」を挙げると思う。
それはもう、ロックだけでなく、音楽100選という企画だとしても入るんじゃないか、ってくらいの評価だ。
だから俺がそれを挙げなくても良いじゃないか。
実際このアルバム好きだしね。
で、これ以降は全部好きになれないという。
Slipknot
Slipknot
マスクを被った9人組の1st。
DJやサンプラーやパーカッションなど、要る?ってくらいのメンバー構成。
実は認めるまでに時間がかかってね、良いものは素直に認めないと。
ベースが亡くなり、ドラムが脱退したけど、どうにか頑張っていってほしいものだ。
Stormtroopers Of Death
Speak English Or Die
初めて知ったのは「Live at Budokan」というライブの映像。
スラッシュとハードコアを融合させた斬新な音楽。
NYなのにBudokan、ジミヘンもエリザベス女王もネタにするユーモア。
これはカッコ良すぎる。
ライブ映像ではGtも素晴らしいがDrが超人的。
Testament
Low
1stの「The Legacy」が最高とされてる。
このアルバムは本筋とはずれているかもしれない。
でも一通りスラッシュ勢の日和を見た後だったから抵抗なく聴けたのかも。
なんの予備知識もなしで聴けば結構良いと思う。
良いと思うんだけどなぁ。
W.A.S.P.
The Headless Children
実は初めてW.A.S.P.を聴いたのはこのアルバム。
だからW.A.S.P.が好きというと失笑される意味が分からなかった。
強烈なインパクトでチャンスを掴み、その後は流行りを読めずに失速していった。
で、音楽そのもので勝負したのがこのアルバムだと思う。
最初に付いたイメージってのは厄介だね。
内容は良質なへヴィメタルなのにね。
ということで30枚選んでみました。
BURRN!で扱いそうな、という縛りで30枚もあるかと思ったけど、軽く選別しても60枚になったからそこから削る作業。
こうしてみると結構普通になっちゃったね。
ろくに調べもせず、ほぼ思い付きで書いたので間違いがあるかもしれないけど、まあいいではないか。
自分の好みと、そのアルバムの影響力という間で悩んだな。
いっそデスメタル30選やスラッシュ30選とかにしたほうが面白かったかも。
もし気になったものがあったら聴いてみてください。
いやー、メタルは楽しいね。
コピーバンドとかしたいな。
カテゴリ : 未分類