15日のライブ終わりました。
何も聞かされず、ただ誘われたから出演した、ってかんじだった。
で、よく見てみると「独唱パンク」って書いてある。
「独唱」?「唱」?俺歌わないけどなぁ。
朝準備をして会場へ、ほぼ定刻通りの入り。
YELLOWでのライブは初めて。
リハはばっちり。
モニターの音は十分。
ただ外音が入ってきてね、それは会場の規模の関係で仕方ないんだが。
これは良い演奏ができそうだ。
リハから本番まで時間がたっぷりある。
そういえば未だに決まった時間の潰し方は決めてないな。
とはいえ練習してないと落ち着かないので人が居ないところを探して練習。
今回は事務所の一角が楽屋とのことで、ずーっとそこに居るのも何だし、練習のカシカシいう音も仕事の邪魔かなって。
場所を探して開場前の会場へ入ると知らない男性が一人。
よろしくお願いします、と挨拶をするとその男性が主催者の「チバ大三」さんだった。
礼儀正しく、威圧することもなく、とてもかんじの良い方でした。
俺、歌わないんですけど大丈夫ですか?と尋ねると、問題ないとのこと。
基本的に一人で表現することを重視しているのだそうで、過去にはドラムソロやサックスソロやダンサーなど居たらしい。
ちなみに俺は東京以外の会場では初めての歌わない人らしいです、光栄なことです。
その後顔合わせ。
そして間もなく開演。
1、吉田雅志
2、サトチエ
3、anomia
4、サトウ正春
5、ピッコリ
6、アンダーソン
7、YUKE
8、チバ大三
みなさん弾き語り。
サトチエさんとアンダーソンさんは群馬から。
サトウ正春さんは山形の鶴岡から。
チバ大三さんは東京からいらっしゃいました。
吉田君はもう何度目かの対バン。
ピッコリさんは三条の方ではじめまして。
YUKEさんは喉の調子が最悪で苦しそうだった。
ということでanomia3番目に出演。
幕とか無いのでセッティングをしてそのままSEスタート。
いつものように1曲目。
やっぱり外音が回ってきて狂わされる。
自分の幻覚が惑わせてくるような。
随分甘いリズムだが1曲目を終え、2曲目で慣れた。
MCを終え、3曲目は新曲。
前回のライブでもほぼミス無かったし、完璧なつもりで演奏を始めると全然リズムがわからなくなった。
あれ?あれ?と3回もやり直して「申し訳ない!」と言って飛ばした。
こんなことは初めてだ。
バンドやってた時、曲を止めたことは何度かあったが全て俺以外の何かが原因だったし。
今は一人だからな。
まったく情けない話しだぜ、指を折れよ、九條。
最後の曲は問題なく弾いて終了。
あー、別人格の俺がいたら殴ってやりたい。
タイムマシーンを・・・。
・・・うん、まあ、こういうところを受け入れて自分を高めるしかないのだよ。
全然緊張は感じてなかったんだが、きっと緊張してたんだろうね。
で、一回ミスってからはパニックだったんだろうな。
冷静なつもりだったけど。
なんで一回頭の中で楽譜になおして譜割を数学的に分解しなかったか。
一度もミスらなかった箇所だしな、冒頭部分だし。
ミスりやすい箇所は2,3,通りの対処が用意してあるんだけどね、ってもういいか。ミスの話しは。
ライブ後、通路で弾くと何の問題も無く弾ける。
もちろん、今は大丈夫、対処も用意済。
他の出演者の方々はそれぞれ自分の世界観を持っていて素晴らしい演奏でした。
俺なんかが一人ずつ感想を書くのもなんか悪いくらい。
しかし一人で演奏するからか弾き語りの人と対バンすることが多いんだけど、弾き語りの人ってやさしい人が多いと思う。
言葉を大切に扱っているからなのか。
一人で活動してると傷つくことが多いからか。
理由はともかく人を思いやれる人が多いような気がします。
ライブの後は打ち上げ。
次の日が仕事でなければ飲みたかったが仕方ない、ウーロン茶で乾杯。
みんな大人なので静かに語り合うかんじ、個人的にはこういうのが好きだけど。
ビールから日本酒に変わり、刺身なんかも食べたり。
そのうちチバさんが隣に座ってくれて。
「サバ道」について質問したりして。
清志郎と遠藤ミチロウが好きということで。
清志郎についてもっと話したかったな。
本当にもっといろいろ話していたかっけど1時に早退。
己のミスを考えなければとても良いイベントでした。
いつかまた参加できるだろうか。
そのときには今回ミスった曲を完璧にやろう。

ステージの雰囲気。

出演者はサインをして良いとのことだったので俺もこの辺に。