4日のライブ、無事終わりました。
長い間具合の悪かったタニーが復活した。
タニーというのは昔から友達の理容師。
彼女だけにずーっとストレートパーマを頼んでたんだけど、ここ数年調子が悪くてね。
でも最近良いかんじだから、と連絡がきた。
できればライブ前にストパーをお願いしたかったんだけど、いろいろ普段の用事もあったりで。
当日でよければセットだけしましょうか?と提案されたので午前中に行ってきた。
九條さん、年取らないですね。
いえいえそちらこそ相変わらず若若しい。
なんて言いつつ数年ぶりの再会。
30分ほどでセットは終了、その間いろいろ話した。
でもお互いに落ち着いたかんじだったかな。
いざ会うとそんなに長い間が開いてたようには思えない。
その後一旦戻り、髪を下ろした状態で弾けるか実験。
左の髪は耳にかけよう、遠近感を失うとミスる。
機材を積んで少し早めに出発。
会場に着くと早すぎたみたいで機材の搬入口に鍵がかかったまま。
一旦エレベーターに乗って反対側に周って鍵を開け、ってパズルのような。
もう一人早すぎた人が居た。
なんか見覚えがあるんだけどな、と思ってたら以前対バンしたブラックスターズのベースだった。
もうブラックスターズは解散して、今は「花いちもんめ」というバンドでGtVoなんだとか。
いやー、久しぶり、なんて話してたらGhettoの鳩さんと乖離さんもやってきた。
みんな早いんだね。
リハは一番目なので余裕を持ってゆったり準備した。
スタッフもよく知った人なのでリラックスした雰囲気でスタート。
気がついたらGhettoの二人が見ていた、あんまり見ると本番の楽しみがなくなるぞ。
まあまあのかんじでリハは終了。
いつもならボサーっとするだけの時間だけど、今回はGhettoの二人が話相手になってくれてた。
うれしいことだね、ありがとう。
その後顔合わせ。
そして開場、開演。
1番目は「花いちもんめ」
日本の古いロックを愛する4人組。
ハッピーエンドや村八分の話を楽屋でしたけど、彼らは大学生。
このバンドでのライブは初らしいけど、きちんとした演奏だった。
まあ、メンバーそれぞれ経験があるんだろうな。
2番目は「ふともも自殺」
ふともも自殺では2度目、CHINAMI DISTORITIONも合わせると3度目の対バン。
以前は2人でDSのシンセソフトとか操作するステージだったけど、今回4人になってた。
一瞬、普通のバンドっぽい並びなんだけど、いざ始まれば普通にはいかない。
独特のセンスだよな、きっと誤解も多いだろうけど俺はすきだな。
3番目は「anomia」
いつもどおりのSEで登場。
今回は初めて髪を下ろして演奏だからね、ゆっくりベースを構えて、ジャック、エフェクター、ペダル、アンプを確認して髪を耳にかけて演奏開始。
演奏を始めると、ステージの内音がとてもスッキリ。
後で知るんだけど、PAの人が随分工夫してくれたらしい。
少し掴みました、と言っていた。
しかし、慣れ過ぎか歳か集中力が続かないね。
演奏中に妄想が過ぎる、そして自分の指の動きに疑問を持つ。
え、このリズムで良いんだっけ?この指でいいのか?というかこれは何指だっけ?あ、間接が4つある、ぐにゃあ。
そしてミスる。
ゲシュタルト崩壊的なことかな、見なきゃ大丈夫だろうけど、見なきゃポジションを外すだろうし。
うーん、初めてミスる箇所だな。
そんなかんじだけど、まあまあの演奏。
4番目のトリが「Ghetto」
実は今回メンバーが仕事の関係で入りがギリギリ、リハーサルなし。
そうはいってもGhettoは素敵なバンドだから大丈夫。
メンバーそれぞれキャラが立ってていいね。
今回はベースに注目。
残念ながら音の抜けはイマイチだったが、明らかにロックベースじゃないアプローチが見ていて飽きない。
ピアノを習ったりコーラス部だったりという背景が良い効果をもたらしているのかもしれない。
そしてそのベースを良しとするバンドの柔軟性がまた良い。
今回は4組しか出なかったけど内容を考えたらとてもお得な日だったと思う。
良いバンドはたくさん居るな、俺も頑張らないと。
ライブ後もそれぞれのバンドといろいろ話をした。
ただ日曜だからか打ち上げに参加したのはGhettoと俺と店長の翔さん。
日曜の古町、0時近くになるとみんな閉店、結構彷徨った。
でもそれもまた良い思い出。
で、俺は1次会が終わったところで帰宅。
帰り道、斉藤あかねさんが路上で弾き語ってた、お久しゅう。
演奏しないで飲むだけの企画とかいいよね、なんて話してたけど、本当に実現するといいな。
それと年末のカウントダウン参加決定しました。
白山神社へ2年参りへ行く前にちょこっとゴールデンピッグスに来てみませんか。
ということで御用とお急ぎでない方はよろしくお願いします。